「外国人材に興味はある。でも、言葉の行き違いで事故が起きたらと思うと、踏み出せない」。医療現場でこの不安を軽く扱うことはできません。

一方で、「日本語ができる・できない」の二択だけでは、採用の判断に必要なことも見えてきません。

言葉の不安は、日常会話、業務で使う言葉、院内の確認方法に分けて考えると、準備すべきことが具体的になります。

日常会話と、医療現場の日本語は同じではない

普段の会話が自然でも、診療中の短い指示、器具名、患者さんへの説明には慣れが必要です。任せる業務に必要な言葉を具体的にし、理解を確認できる仕組みをつくることが大切です。

受付を担当するのか、診療室で補助を行うのか。まず仕事を分け、その場面で必要な言葉を確認します。

「分かったつもり」を防ぐ、確認の仕組み

医療安全は、本人の語学力だけに任せるものではありません。指示を受けた側が復唱する、迷ったときの確認先を決める、言葉と手順書をそろえる。日本人スタッフ同士にも有効な確認方法です。

短く伝える一度に複数の指示を重ねない
復唱する聞いた内容を言葉で確認する
質問先を決める迷ったときに止まれる状態をつくる

教える側の時間も、最初から予定に入れる

忙しい診療中に、その都度すべてを教えるのは現実的ではありません。最初に覚える言葉、よくある場面、確認方法をまとめ、短い時間でも振り返る機会をつくります。

「言葉の壁」を本人だけの問題にしないことが、受入れる現場の負担を減らします。

不安を否定せず、必要な準備へ変える

言葉への不安は、採用を諦める理由でも、根拠なく安心する理由でもありません。どの業務に、どの日本語と確認方法が必要か。そこまで分けて初めて、受入れを検討できます。

現場の業務から、一緒に整理します。

採用を決める前の段階でも、担当業務や日本語、教育体制についてご相談いただけます。

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